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口内炎の「うつらない」証明書?アフタ性口内炎の特徴
口の中に、痛くて白い、丸いものができた時、多くの人が経験するのが、この「アフタ性口内炎」です。そして、この口内炎に関して、一つ、断言できることがあります。それは、「アフタ性口内炎は、絶対に、他人にはうつらない」ということです。これは、いわば、この口内炎が持つ、最強の「うつらない証明書」とも言えます。では、なぜ、アフタ性口内炎は、うつらないのでしょうか。そして、自分の口内炎が、この安全なタイプであると、どうやって見分ければ良いのでしょうか。アフタ性口内炎が、うつらない理由は、その「発生メカニズム」にあります。この口内炎は、特定のウイルスや細菌への「感染」によって起こるものではありません。その原因は、ストレスや、疲労、睡眠不足などによる「免疫力の低下」、ビタミンB群などの「栄養不足」、あるいは、口の中を誤って噛んでしまったり、硬い食べ物で傷つけたりした「物理的な刺激」などが、引き金となって発症する、一種の「アレルギー反応」や「自己免疫反応」ではないか、と考えられています。つまり、完全に、個人の体の中の問題であり、病原体が、他人へと感染する経路が存在しないのです。アフタ性口内炎を、他の「うつる口内炎」と見分けるための、特徴的なポイントは、以下の通りです。①見た目:境界がはっきりとした、円形、または楕円形の、浅い潰瘍です。中心部が、白、あるいは黄白色の、薄い膜で覆われており、その周りは、赤く炎症を起こしています。②数:通常、1個から数個が、ぽつん、ぽつんと、離れてできます。③症状:食べ物がしみたり、触れたりすると、強い痛みを伴います。④前駆症状がない:ヘルペスのように、できる前に、ピリピリとした違和感がある、ということは、ほとんどありません。⑤全身症状がない:アフタ性口内炎だけで、熱が出たり、体がだるくなったりすることは、まずありません。もし、あなたの口内炎が、これらの特徴に、ぴったりと当てはまるのであれば、あなたは、周りの人にうつす心配をすることなく、安心して、普段通りの生活を送ることができます。もちろん、痛みは辛いですが、「うつらない」という事実を知っているだけで、精神的な負担は、大きく軽減されるはずです。