口の中に、痛いものができた時、多くの人が抱く、素朴な疑問。「これって、人にうつるの?」。その不安を解消するために、あなたの口内炎が、どちらのタイプなのかを、簡単に見分けるための、最終チェックリストをご用意しました。以下の質問に、YESかNOで答えて、自分の口内炎の正体を、セルフチェックしてみましょう。□質問1:口内炎は、白くて丸い、円形ですか?(YES/NO)□質問2:口内炎ができる前に、ピリピリ、チクチクとした、皮膚の違和感がありましたか?(YES/NO)□質問3:口内炎は、小さな「水ぶくれ」の集まりのように見えますか?(YES/NO)□質問4:口内炎と同時に、熱が出たり、体がだるくなったりしていますか?(YES/NO)□質問5:口の中だけでなく、手のひらや、足の裏にも、発疹が出ていますか?(YES/NO)□質問6:口内炎は、いつも、唇や、その周りにできますか?(YES/NO)□質問7:口内炎は、2週間以上たっても、治る気配がありませんか?(YES/NO)さあ、診断結果です。【診断A:「うつらない」口内炎の可能性が、非常に高いタイプ】●質問1に「YES」と答え、それ以外の質問の、ほとんどが「NO」だった人。あなたの口内炎は、ストレスや疲労が原因でできる、ごく一般的な「アフタ性口内炎」である可能性が、極めて高いです。これは、他人にうつることはありません。安心して、保湿や、ビタミン摂取、十分な休息といった、セルフケアに励んでください。【診断B:「うつる」口内炎の可能性を、疑うべきタイプ】●質問2、3、6のいずれかに「YES」と答えた人。あなたの口内炎は、「口唇ヘルペス」の可能性があります。ウイルス性のため、感染力があります。タオルや、食器の共有を避け、早めに皮膚科を受診しましょう。●質問4、5のいずれかに「YES」と答えた人。特に、お子さんの場合、「手足口病」や「ヘルパンギーナ」といった、ウイルス性の夏風邪の可能性があります。感染力があるため、集団生活では、配慮が必要です。小児科を受診してください。●質問7に「YES」と答え、痛みがほとんどない場合。これは、稀なケースですが、単なる口内炎ではない、別の病気の可能性も、否定できません。念のため、歯科や口腔外科で、専門家に見てもらうことを、お勧めします。
もう迷わない!口内炎が「うつるか、うつらないか」最終チェックリスト